anko4469 おおきな実ゆっくり の変更点
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「なにごれぇぇぇ?!どーじででいぶのおちびちゃんが、こんなにおおきぐなっでるのぉぉぉ?!」 我が家の飼いゆっくりが朝から大声で騒いでいる。 こいつは先日れいむからでいぶにクラスチェンジしたもので、大変ふてぶてしい顔と体で見る者を不快にさせてくれる我が家の粗大ゴミだ。 でいぶは両目を飛び出さんばかりに見開いて、気持ち悪い揉み上げをブンブンと振り回しながら、たるんだ体をグネグネと動かしている。 でいぶが騒いでいる原因は、額から伸びた茎に付いた物体。 異常に肥大した一匹の実ゆっくりだ。 大きさは肥え太ったでいぶよりも少し大きく、一緒に実っていた他の実ゆっくり達をその体で押し潰しているほどだ。 異常に成長しているのは体のみらしく、髪の毛やお飾り等は頭部にめり込んだ茎と共に埋もれてしまって、何の種族なのかは解らない。 だが、でいぶはそんな事にも気がつかないくらい動揺し、自らの子を目の前に、百面相のように表情をコロコロと変えて大慌てだ。 自分の子供と認識しているのは、おそらく頭から茎が生えているからだろうか。 揉み上げで実ゆっくりを触ってみたり、品定めでもするかのように実ゆっくりを隅々まで眺めている。 何故こんな事になったかと言えば、それはこのでいぶが、でいぶになったからである。 飼い始めた頃は素直な性格だったれいむだが、この個体も例に漏れることなく、すくすくと増長し肥え太る事となった。 多少愛らしいかもと思えた程度の顔は、今ではすっかり変わり果てて憎らしい笑みしか浮かべない。 運動不足の為に体は洋ナシのように歪になり、満足に飛び跳ねることもできなくなっていた。 こうなる前にきつく叱っておくべきだったのだろうが、それも今となってはすべて手遅れである。 そしてでいぶになったれいむが次にした事は、これまたテンプレ的な野良とのけっこん&子作りである。 でいぶ更生計画を考えていた矢先の出来事だったので、更生計画から一気に破棄計画にプランを変更せざる負えなかった。 だが、これだけ厚かましい物体をそのまま始末したのでは、私の怒りが収まらない。 どうせなら、徹底的に苦しんでから死んでもらおうと思ったのだ。 そこで今回実行したのが、このでいぶ破棄計画、「びっくり実ゆっくり作戦」である。 某ゆっくりサイトで見つけた、未熟な実ゆっくりの成長を促す方法を、このでいぶの実ゆっくりで試してみたのだ。 小さい実ゆっくりに、砂糖水を霧吹きなどで吹き付けると、成長が促進されるそうだ。 それでも効果がない場合は、コップ一杯ほどの砂糖水を、チューブで実ゆっくりに直接流し込むといいそうだ。 未熟な実ゆっくりが自らチューブで砂糖水を吸い上げ、それを栄養にして健康に育っていくそうなのだが、私はこの方法を普通の実ゆっくりで試してみたのだ。 この方法で実ゆっくりを成長させすぎると、母体である親ゆっくりに負担がものすごくかかるらしい。 これはとても面白そうだったので、早速実行してみる事にした。 まずは鬱陶しいでいぶをラムネで眠らせ、3個実っている内の1つの実ゆっくりにチューブを突き刺す。 用意した砂糖水はバケツ一杯分ほどで、それを実ゆっくりに刺したチューブで吸わせてみる事にした。 すーすーすー…ちゅっぴ! チューブを刺した途端、それまで幸せそうに寝ていた実ゆっくりが、苦しそうに顔をしかめて小さな声で鳴いた。 実ゆっくりは居心地悪そうに体を小さく振り、何やらモゾモゾと不気味に皮をうねらせる。 おそらく刺さったチューブを外そうとしてるのだろうが、簡単にチューブは外れない。 そうしている間にも、少しずつ顔色が悪くなっていく実ゆっくり。 ちゅー…ちゅー…ちゅっく…ち……ちゅ? このまま失敗して枯れるのかと思ったその時、突然実ゆっくりの顔色が良くなり始めた。 どうやら、チューブから流れ込む甘い砂糖水を吸い上げてすっかり満足したようで、何やらニヤニヤと笑う様に口元を緩めて幸せそうに体を揺らす。 私はその顔を見て、でいぶの嫌らしい笑みと態度を思い出し、少し気分が悪くなったので実ゆっくりを軽く指で抓ってやった。 ちゅ?!ちゅー! 実ゆっくりは不快そうに尻を振りながら、涙を流して体を揺らす。 気のせいか、吸い上げている砂糖水の料が少し増えたように感じられる。 試しに私は、爪楊枝で実ゆっくりを軽く突付いてみた。 ちゅ!ちゅっち! するとその痛みを紛らわそうとしているのか、実ゆっくりは先程よりも勢いよく砂糖水を吸い上げた。 私はそれが面白くなり、実ゆっくりを抓ったり突付いたりして小一時間ほど遊んでしまった。 その結果が、でいぶが仰天するほどに膨れ上がったこの実ゆっくりである。 結局実ゆっくりはバケツ一杯分の砂糖水を全て吸い上げ、水風船のごとく急激に肥大化したのだ。 「こんなにおおきくなるなんて、そだちざかりすぎるでしょぉぉぉ?!でも、こんなにかわいいおちびちゃんをみたら、おねーさんは、でいぶをあがめたてまつるよぉぉ!!」 でいぶが揉み上げで実ゆっくりを突付きながら、意味不明な事を口走る。 当然私はこんな奇形ゆっくりを見て可愛いとも思わないし、でいぶを崇め奉る気も起きない。 むしろ一秒でも早くこの奇形とその親をばらして、生ゴミとして始末したいと思っているくらいだ。 私はでいぶの妙に得意そうなその顔が気に入らなかったので、ダブダブに膨れ上がった実ゆっくりの頬に強めの平手打ちをお見舞いした。 ちゅっぴぃ!! 「おねーざぁぁぁぁん?!でいぶのかわいいおちびちゃんに、なんでごどずるのぉぉぉぉぉ?!どぼじ………ゆっひ?!」 その途端実ゆっくりは、弛んだ皮を波打たせながら涙目になり、か細い鳴き声を上げた。 でいぶもそれに少し遅れると、体をグネグネと左右に振りながら汚い声で騒ぎ出す。 そしてワンテンポ遅れて、でいぶに変化が現れる。 「ぐっ!ずっぎゅぅぅぅぅぅ?!ずばれるぅぅぅ?!でいぶのあんごがおちびにずばれでるぅぅぅぅ!!」 実ゆっくりが痛みを紛らわそうとそて、でいぶの餡子を勢いよく吸い始めたのだ。 でいぶは急に顔色が悪くなり、ガタガタと震えながら揉み上げをワサワサと震わせる。 そう、これは私が実ゆっくりで遊んでいた時に気が付いた現象だ。 実ゆっくりは不快な事が起こる度に、砂糖水を勢いよく吸い上げていた。 だが今はそれがなく、その代わりに茎からでいぶの餡子を吸い上げて、痛みや不快な記憶を紛らわそうとしているのだろう。 何よりも「ゆっくり」を求めるその本質は、実ゆっくりでも変らないようだ。 しばらく苦しそうにしていた実ゆっくりの表情は次第に穏やかになり、でいぶはさらに苦しそうにもがきながら涙と涎を飛び散らせている。 普通のサイズの実ゆっくりならば、多少餡子を吸われても親の負担にはならない。 だが、実ゆっくりの数が増えたり、このような巨大な実ゆっくりが一気に餡子を吸い上げれば、親ゆっくりにかかる負担が増大する。 時にはそれで親ゆっくりが死んだりする事もあるほどだ。 「ゆっぎぃぃぃぃ!やべろぉぉぉ!!このくそちびぃぃぃ!!でいぶのあんこざんをずうなぁぁぁぁぁぁ!!」 でいぶも身の危険を感じたのか、鬼のような形相で実ゆっくりを睨みつける。 そして両揉み上げを振り上げると、実ゆっくりを拳で殴りつけるように何度も何度も叩き始めた。 ちゅぴ…!ちゅぴ!ちゅぴぃぃ!! それまで幸せそうに体を揺らしていた実ゆっくりだったが、でいぶに殴られ再び苦しそうに顔をしかめて鳴き出した。 でいぶはその様子に満足したのか、胸を張るかの様に仰け反り、得意そうに勝ち誇る。 「ゆっふっふ!せいさいかんりょうだよ!あくはほろんだ…よ?…!………ゆっぎぃぃぃ!まだだぁぁぁ!まだあんごをずっでるぅぅぅぅ!!」 だがやはり、苦しそうにしていた実ゆっくりが餡子を吸い上げ始め、でいぶも両目を飛び出さんばかりに見開いて苦しみだした。 でいぶは少しげっそりとした顔になり、歯を食いしばってガタガタと震え始める。 あの揉み上げラッシュにどれだけの威力があるのかは知らないが、実ゆっくりにとっては余程不快なものだったのだろう。 「やべろぉぉぉ!やべろぉぉぉぉぉ!あんござんをずうぁぁぁぁぁぁ!やべろぉぉぉぉぉぉ!ゆっころずよぉぉぉぉぉ!!」 ちゅ!ちゅぴぃ!ちゅっぴぃぃぃぃ!ちゅっぴぃぃぃぃぃぃ!! 餡子を吸われるのを阻止しようと、必死に実ゆっくりを殴り続けるでいぶ。 それが原因で、でいぶから餡子を吸い続ける実ゆっくり。 お互いに一歩も引かぬ戦いになっているように見えるが、実はただでいぶが自分の首を絞めているだけ。 まあゆっくりに絞める首はないが。 そうとも知らず、己の強さと未来を信じ、でいぶはひたすら揉み上げを振るい続ける。 少しずつ萎んでいくでいぶとは対照的に、実ゆっくりはぶくぶくと不恰好に肥え太っていく。 「やべろぉぉぉ!ずうなぁぁぁぁ!ごのぐぞちびがぁぁぁぁ!!じねぇぇぇ!ゆっぐぢじねぇぇぇぇぇ!!」 ぢゅー!ぢゅび!ぢゅっび!びゅっぢ! それでもでいぶは実ゆっくりを殴るのを止めない。 少しずつ顔色が悪くなりながらも、一心不乱に実ゆっくりを殴り続けるのだった。 「ゆっひ…がが…やべ…ど……あんご…ずう…な……ごのくぞ……っひ……ゆっぐぢ……ぢ……」 ぢゅび!ちゅっぢ!ぢゅっぢ!びびー! 20分ほど経っただろうか。 萎れた風船のようになりながらも実ゆっくりを叩いていたでいぶだったが、揉み上げの動きが大分鈍くなってきた。 そして最後に実ゆっくりを揉み上げで撫でるように叩くと、白目をむいて動かなくなった。 だが実ゆっくりはそうとも知らず、か細い悲鳴を上げながら体を左右に揺らす。 やがてでいぶはただの皮となり、それでも餡子を吸い足りない実ゆっくりは、ピーピーと唸りながらウネウネと体を揺らす。 私はでいぶの死を見届けると、そんな実ゆっくりに何度も平手打ちをしてた。 そして実ゆっくりと枯れたでいぶを持ち上げると、台所の三角コーナーに投げ捨てた。 ぢゅんぶ!…ぢゅ!ぢゅ!ぢゅっびぃ! 実ゆっくりは着地の衝撃で少し餡子を吐き出し、皮も一部破れて体の形を崩しながら餡子をはみ出させた。 そしてか細い声で苦しそうに唸ると、そのままガタガタと痙攣し始める。 もうこれ以上吸い取る餡子もなく、痛みから逃れる方法もないのは相当な苦痛なのだろう。 だがでいぶを始末した後では、こいつはもう用済みのゴミだ。 このまま放っておけば、数分の内に生ゴミになっているだろう。 私は実ゆっくりに水を少しかけてやると、そのまま台所を後にした。 完 徒然あき ---- #pcomment(./comment,reply)